返済期間の長期化は問題ではなく、申込みブラックが原因
(※このページは2020年1月15日に更新されました)
この記事は下記のような方へ向けて書いています。
●:新たな融資を申し込んだら審査で落ちてしまった人
●:消費者金融3社以上から借入をしている人
ケース:消費者金融の借金の返済期間が長くなったらブラックリストに載るのか?
◆ケース
年収320万円で消費者金融3社から借りて現在65万円の残債があります。
あと10万円くらい借りたくて追加で3社ほど申し込んだら審査に通りませんでした。
2社が10年近く借りています。
やはり返済がながくなったらブラックにのるのでしょうか?
回答:返済が長くなったからではなく、3社に同時に申し込んだためにブラックリストになっています
ケースの質問から要点が2つありましたので、下記の2点に絞って解説していきます。
- 追加融資を受けたくて3社ほど申し込んでしまった
- 10年近く借りている借金はブラックリストになるのか?
ここでいうブラックリストとは、一般的に信用情報機関の信用情報のことをいい、実際に”ブラックリスト”というものが存在するわけではありません。
1、追加融資を受けたくて3社ほど申し込んでしまった
審査に通らなかった原因の1つは、3社同時に申し込みを行ったためと思われます。
同時期に複数社へ融資の申し込みをすると、信用情報には申し込み履歴が残っていきます。短期間で申し込み履歴が複数残っていると「お金に困っている人だ」と判断され、審査のマイナス要因になります。
またもう一つの原因は、すでに3社から借入があり追加融資が4社目となり借入件数が多くなるためです。消費者金融を始めとする金融機関は借入件数が多いのを嫌う傾向があるため、これがマイナス要因となり審査が通らなかった可能性があります。
借入先の消費者金融は多くても3社までに抑えましょう。
2、10年近く借りている借金はブラックリストになるのか?
おそらく借りて返してを繰り返して完済することなく10年間がたってしまったのだと思います。
こうやって返済が長くなることはブラックリストとは全く関係がないため、何ら問題はありません。かえって消費者金融業者にとっては、長期に渡ってしっかりと返済をし利息も継続して払われているため、良質な融資先ということになります。
複数社へ同時申し込みをした場合のブラックリストはいつ消えるのか?
複数社へ同時申し込みをした場合のブラックリストのことを”申込みブラック”といいます。
信用情報の申し込み履歴は、申込日から半年間は記録されます。
半年間たてば信用情報の記録は消えるので、ブラックリストから消えることになります。
この信用情報に記録されている期間は、消費者金融の審査は通りにくくなっていますので、焦ってクレジットカードなど申し込んだりしないようにしてください。
◆消費者金融のブラックリストについてまとめた記事
参考:消費者金融のブラックリストはいつ消える?デメリットや期間など徹底解説
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