総量規制の内容を勘違いされています。カードローンが対象外ではなく、銀行が対象外となります。
(※このページは2020年2月17日に更新されました)
この記事は下記のような方へ向けて書いています。
●:総量規制について知りたい方
●:新たに借入をしたいと思っている方
ケース:新しくアコムに申し込みたいのですが、アコムは総量規制の対象外でしょうか?
◆ケース
現在、1社から30万借入中ですが、もっと借りたいので、新しくアコムに申し込もうと思っています。
カードローンは総量規制の対象外と聞いたのですが、アコムも総量規制の対象外になりますか?
年収250万ですが、3分の1まで借りられるので、できるだけ消費者金融で枠をつかいたくないと思っています。
回答:総量規制の解釈を間違っておられます。今一度、総量規制の意味を覚えてください。
ケースの質問から要点が4つありましたので、下記の4点に絞って解説していきます。
- カードローンは総量規制の対象外ではありません
- ”年収の3分の1まで借りられる”は勘違いです
1:カードローンは総量規制の対象外ではありません
おそらくどこかで勘違いされたのでしょう。
カードローンが総量規制の対象外と思われているようですが、これは頭に”銀行の”カードローンが付きます。
銀行が取り扱っているカードローンはすべて総量規制の対象外となります。
しかし、アコムなどの消費者金融と呼ばれる貸金業者が取り扱うカードローンは、すべて総量規制の対象となりますので勘違いしないようにされてください。
2:”年収の3分の1まで借りられる”は勘違いです
これも大きな勘違いです。
総量規制は、年収の3分の1まで”無条件”で借りられるわけではありません。よく年収の3分の1が借入枠と勘違いする方がおられますがこれは大きな間違いです。
総量規制は、貸金業者に対して貸しすぎを抑制するために作られたもので、私たち借主に対する規制ではありません。
また、年収の3分の1まで借りられると確約するものでもありませんので間違って覚えないようにしましょう。
このケースのように新たに借入をしようという場合は、借入先で勤務状況や収入状況などの審査で融資可能かどうかを判断されます。
年収の3分の1までだったら無条件でOK的な決まりはありませんので注意しましょう。
◆総量規制ついてまとめた記事
参考:総量規制とは?わかりやすい解説と総量規制のすべてを網羅
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