審査属性の条件は充分ですが、クレジットヒストリーが審査に引っかかる可能性があります
(※このページは2020年2月6日に更新されました)
この記事は下記のような方へ向けて書いています。
●:クレジットカードを作りたいと思っている方
●:過去に消費者金融などで滞納履歴がある方
ケース:自衛隊員でブラックリスト歴がある場合、クレジットカードは作れるのか?
◆ケース
新しくクレジットカードを作りたいと考えてます。
年齢:28歳
職業:自衛官
勤続年数:10年
年収:530万円
21歳の頃に、消費者金融の借金を2ヶ月以上滞納した経験があり、ネットで調べるとブラックリストになっているようです。現在は完済しています。
こんな自分でも審査通りますか?
回答:クレジットカードの審査条件はほぼクリアできているので大丈夫でしょう
ケースの質問から要点が2つありましたので、下記の2点に絞って解説していきます。
- 過去に消費者金融で滞納歴がある場合にクレジットカードは作れるのか?
- クレジットカードの審査で自衛官はどう見られるのか?
- 審査に影響があるとすればクレジットヒストリー
1:過去に消費者金融で滞納歴がある場合にクレジットカードは作れるのか?
21歳の頃に、消費者金融の借金を2ヶ月以上滞納した経験があるとのことでブラックリストになっていたことは間違いありません。
現在はすでに完済しているとのことですが、遅延ブラックは遅延を解消した日から5年間はのこります。
おそらく21歳の頃に滞納して、同時期に遅延も解消しているでしょうから、26歳ぐらいでブラックリストは消えています。
結論として、消費者金融の滞納によるブラックリストは消えているため、クレジットカードの審査には影響ありません。
2:クレジットカードの審査で自衛官はどう見られるのか?
自衛官という職業は公務員です。
会社ではないので倒産の可能性が限りなく低く、収入も一般的なレベルです。
職業柄から推測するに真面目な人が多いので、審査にはプラスに働きます。
また勤続年数も10年と長いことから、収入の安定性という面では審査に問題はありませんので、ほぼ大丈夫でしょう。
3:審査に影響があるとすればクレジットヒストリー
28歳までクレジットカードを持っていないとのことなので、信用情報には一切の記録がないはずです。
クレジットヒストリーとはクレジットカードの利用履歴のことをいい、信用情報には支払いの履歴が記録されています。
クレジットヒストリーがないと信用度が低いため、VISAなどの審査が厳しいところは落ちる可能性があります。
そのため、最初は審査が甘いクレジットカードをオススメします。
審査が甘いクレジットカード
審査が甘いクレジットカードとは、主婦や学生でも作れるクレジットカードをいいます。”ブラックリストの人でも作れるカードではない”ので勘違いしないようにしてください。
審査が甘いクレジットカードは、大型小売店のイオンやファミリーマートなどがお客さんの囲い込みを目的として発行しているクレジットカードです。
大型小売店はクレジットカードを発行することによって、店舗を利用してもらう頻度が高くなるため、ライバルとの差別化のために他のクレジットカードよりも審査を甘くして会員数を増やしています。
◆審査の甘いクレジットカード
・セディナカード
・エポスカード
・ライフカード
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