おまとめローンの審査に落ちたら、次なる手段はリスケジュール?
リスケジュールとは?
例えば、仕事を辞めてしまい再就職先がみつからず、毎月の返済が滞る可能性が高い場合など、1ヵ月だけではなく数か月間、その状況が続くことが予想される場合に、消費者金融と交渉を行うことができます。
リスケジュールは、誰でも交渉は可能です。
しかし、消費者金融側も誰でも交渉に応じていたら潰れてしまいます。
正当な理由がある場合に限り、交渉が可能ということなので、「たまたまその月だけ出費が多かったから」など、突発的なことでは交渉はできません。
リスケジュールのデメリットは?
リスケジュールをすると、ほかの消費者金融から追加で借りれなくなります。
枠を持っている人も、リスケジュールをした何か月か後には枠が消滅することがあります。
それは、リスケジュールをした場合、信用情報に「返済期限変更」など約定返済を変更したとわかる記載がされるため、消費者金融からするとマイナス要因になります。
そのため、枠がある場合には、追加融資をさせないように枠を消滅させる処置をするのです。
消費者金融から借りれなくなる期間は、この借入を完済した日から5年間は借りれないと考えてください。(厳密には「リスケジュール前の約定返済に戻った日から」になります。)
消費者金融から借りた時に約束した、毎月の返済金額と返済日のことを「約定返済」と言います。
おまとめローンとリスケジュールの違いは?
毎月の返済金額が減るという点では、この2つは似ています。
リスケジュールは約定返済の変更なので、消費者金融からすると、できる限りリスケジュールはしたくないのです。
しかし、破産など法的手続きをされて全額回収不能になるよりも、リスケジュールの交渉に応じて、少しでも返済してもらったほうがいいというのが消費者金融側の本音です。
リスケジュールは、おまとめローンを使えなかった人が使う手段と考えてもらったほうが良いかもしれません。
おまとめローンの審査で落ちて、返済が厳しいままでは生活ができません。
そんな時に、返済ができないからと逃げたり無視したりするのではなく、正直に返済できないことを伝え、リスケジュールの交渉をしてください。
例えば、おまとめローンを返済し続けていて、無職になり返済がきつくなった場合なども、リスケジュールの交渉は可能です。
おまとめローンの審査に落ちたからと絶望的になる前に、このようにリスケジュールという手段もありますので、ぜひ活用してみてください。
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