任意整理のブラックリストは”和解成立から5年”で消える
(※このページは2020年1月20日に更新されました)
この記事は下記のような方へ向けて書いています。
●:消費者金融の借金を任意整理した人
●:ブラックリストに載っているかどうか調べたい人
ケース:借金を自力交渉で返済額を落としてもらい3年前に完済。まだブラックリストですよね?
◆ケース
7年前にパチンコにハマってしまい、見境なく借金を繰り返した結果、ギャンブルで80万の借金を作ってしまいました。
そのうち生活にも困窮するようになり、消費者金融4社から借りた借金を滞納してしまいました。この時点で他の消費者金融から借りれなくなったので、ブラックリストに載っていると思っていました。
6年前に消費者金融4社とは自力で交渉し、毎月の返済額を落としてもらうよう和解が成立し、3年前に全部の借金を完済しました。
この状況ではまだブラックリストには載っていますよね?
ブラックリストに載っているかどうかを調べるにはどうしたらいいのでしょうか?
回答:ブラックリストからは消えています。和解した日から5年で信用情報から消えます。
ケースの質問から要点が2つありましたので、下記の2点に絞って解説していきます。
- まだブラックリストには載っているのか?
- ブラックリストに載っているかどうかを調べる方法は?
※ここでいうブラックリストとは、一般的に信用情報機関の信用情報のことをいい、実際に”ブラックリスト”というものが存在するわけではありません。
1、まだブラックリストには載っているのか?
このケースの場合、現在はブラックリストではありません。
消費者金融4社と自力で交渉して、毎月の返済額を落としてもらっているというのは任意整理と同じ扱いになります。
任意整理は”和解が成立し、整理を始めたときから5年間”は信用情報に記録されることになります。このケースの場合では6年前に和解が成立しており、5年を経過していますので信用情報の記録は消えていると思われます。
2、ブラックリストに載っているかどうかを調べる方法は?
消費者金融はCIC(指定信用情報機関)とJICC(日本信用情報機構)と言う信用情報機関に加盟しています。
上記で説明した任意整理については、JICCのみ記載されるルールですので、現在状況を知るにはJICCの信用情報を確認されたほうがよいでしょう。
CICについては、任意整理以前に遅延があった場合には、その記録が残っている可能性がありますが、6年以上経過しているのでおそらく消えているものと思われます。
開示請求をしたら数日後に信用情報が自宅宛てに郵便で送られてきます。
◆消費者金融のブラックリストについてまとめた記事
参考:消費者金融のブラックリストはいつ消える?デメリットや期間など徹底解説
任意整理をしたい場合はどこに相談すればいいのか?
任意整理はやろうと思えば自分でもできます。
しかし、借金のことで頭がいっぱいなのにプラスで消費者金融との交渉で、さらにストレスを抱え込むことになってしまいます。
私自身も経験がありますが、自分でやるよりも専門家に任せてしまったほうが精神的にかなり楽になります。もしお願いしていなかったら追い込まれてどうなっていたかわかりません。
一人で不安な場合は弁護士や司法書士に相談する
一人では不安で交渉ができない場合は、悩まずに弁護士さんや司法書士さんに相談しましょう。
下記は、借金返済相談の実績が高い”杉山司法書士事務所”さんの広告です。クリックすると杉山司法書士事務所さんのHPに飛びます。
借金問題の解決方法のケースをわかりやすく説明してくれます。
この記事へのコメントはありません。