質問:時効だと思って忘れていたら督促状が届いたケース
昨日の夜に帰宅すると金融業者から借金の督促状が届いていました、自分でも15年も前のことですっかり忘れていました。
この業者以外にも他に一件借りているところがあり、そこも同じくらいたっています。
当時、督促状の届いた業者で何度か入出金を繰り返した後、完済せずに家を転々とし住民票も動かしたり放置したりとかなりいい加減な生活をしてました。
最後にお金の入出金をしてから少なくとも13~14年は過ぎてますし、業者とも全然連絡など取っていません。
今の場所に住民票を移動して6年になりますが金融業者から手紙が来たのは初めてです、前に放置していた住所に来ていてたのかはわかりません。
そこでお聞きしたいのですが、借金にも時効があるということを知りました。
今回、督促状を送ってきた業者ともう一社に対して時効の援用というのをしたいのですが可能でしょうか?
時効の援用をしても受け入れてもらえない場合があるようですがそれはどのような時ですか?
回答:訴訟を起こされていたら時効にならない場合があります
お話の状況では時効期間をむかえていると思います。
ただ、気になるのは住民票を移してからの6年間です。
消費者金融から訴訟を起こされていた場合、判決が出た日から10年が経たないと時効期間をむかえません。
少なくとも住民票を移してからの6年間は、郵便物が届いていないことから訴訟は起こされていないと思います。
問題は住民票を移す前に訴訟を起こされ判決が出ていた場合です。
自分が知らないところで、訴訟を起こされ判決が出ていた場合、まだ時効期間をむかえていない可能性があります。
自力で時効手続きをするのは可能ですが、住民票が移されていない期間があるので、確実に時効にするためには弁護士に依頼したほうがいいでしょう。
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