質問:10年以上前に借りていたクレジットカード会社から和解の提案書が届きました。どうしたらよいでしょうか?
7月にクレジットカード会社から減額和解のご提案と書いてある文書の手紙がきました。
提示和解案:金97396円 23日までに連絡頂ける場合
つきましては貴方の意向を別紙回答書にご記入の上期日までにご返送下さいってあります。
約定返済日:平成19年9月
利息金額92,843円
残存債務額219,343円
現在妊娠中で再来月に出産予定です。
貯金もなく働けない為に支払いがすぐにはできず、支払いするとなると来年には働きたいと考えています。
支払いはしないといけないのはわかります。
今すぐに支払いできない為に回答書の返送期日までにしていたら大丈夫なんでしょうか?
回答:現状では時効になるので、時効を主張する手紙を書いて出しましょう
10年以上前の借金で、ずっと放置されていたものなので時効となります。
和解提案書に対しては、回答書は出さずに無視して大丈夫です。
先に、時効を主張する手紙を書きましょう。
借金の時効は通常5年です。5年以上、相手から訴訟などをされていなければすでに時効を主張できる状態です。しかし、借金の時効は自動で成立するものではなく、書面で先方に時効を主張しないと成立しません。
また回答書を出してしまうと、借金が残っていることを認めたことになりますので時効にできなくなります。
もし時効の手続きが不安な場合は、弁護士にお願いして確実な方法を取ってください。
時効についての詳しい記事は下記です。
参考:借金の時効は援用手続きをしないと時効は成立しない!手続きを忘れてませんか?
参考:消費者金融を踏み倒しするとどうなる?時効は?信用情報は?ブラックリスト?
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