借金が返済できないときは、この5つ順番で検討しましょう
(※このページは2020年2月3日に更新されました)
この記事は下記のような方へ向けて書いています。
●:借金の返済で困っている方
●:おまとめローンやリスケ、法的整理を検討している方
1、借金の「組み換え」を検討する
複数社から借金している場合には、この方法を使えば毎月の返済額を減らすことができます。
ただし枠が残っている場合に使える方法なので、枠ギリギリまで借りている場合は、あまり意味がないので次の章のおまとめローンをオススメします。
借金組み換えは、実行する前にかならず試算して計画的に行ってください。
下記に組み換え例を記載しますので参考にしてください。
■例
3社から借入。
・A社の残高43万円・借入金額70万円・返済額21,000円(残枠27万円)
・B社の残高29万円・借入金額30万円・返済額9,000円(残枠1万円)
・C社の残高20万円・借入金額20万円・返済額6,000円(残枠0万円)
毎月の返済額合計36,000円
3社から借りていて、現在A社だけが枠が27万円空いています。
この27万円の枠を利用して毎月の返済額を減らしていきます。
A社の借入は、27万円を追加で借りても毎月の返済額は変わらないので、枠いっぱいまで借りて、返済資金に回します。
A社から27万円を借りて、C社の残高20万円を全額返済します。7万円が手元にのこるので、それをB社の返済にあてます。
そうすると、C社の返済がなくなるので毎月の返済額が6,000円減ります。
毎月の返済額が36,000円 ⇒ 30,000円になるので少し返済が楽になり、完済の道がみえてくるようになります。
下に図解を入れているので、参考にされてください。

2、中小消費者金融を検討する
大手消費者金融から融資を断られて返済に回すお金がない場合は、中小消費者金融を検討してみましょう。
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3、おまとめローンを検討する
おまとめローンを利用すると、ほとんどの人が毎月の返済額が減ります。毎月の返済が減れば返済が楽になります。
しかし、知っていてほしいのはおまとめローンを利用すると、新規の借入はできなくなるということです。
おまとめローンは総量規制の対象外ですので、借りられる枠が増えるのでは?と思う方が多いのですが、おまとめローンを利用すると、いままで利用できていた借入枠は消滅します。
そのため、事実上、どこからも新たな借入はできなくなるのです。
既存借入先に遅延がなく良好な状態であれば、既存の消費者金融でおまとめローンをすすめる
”良好な状態”とは信用情報に傷がなくブラックリストではない状態で、既存の借入先に遅延がなければ、その消費者金融でおまとめローンを進めてください。
ブラックリストじゃなければ順調に審査は通るはずです。
既存借入先のおまとめローン審査に落ちたら、中小消費者金融に乗り換えを検討する
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4、リスケジュールを検討する
毎月の返済額が多くて返済がキツイ場合は、消費者金融と毎月の返済額を下げる交渉をすることが可能です。
交渉に応じてくれるかどうかは交渉次第ですが、完済までの期間ずっと返済額を下げると言う交渉方法ではなく、例えば1年間とか半年とか、期間を区切って交渉します。
リスケ交渉の5つのポイント
■交渉の5つのポイント
1、返済ができない理由をはっきりと明確に伝える
2、複数社から借りていたらすべて同じ条件で交渉する
3、返済額を下げる期間は、いったん1年間で交渉する
4、”使いすぎで返済できない”など身勝手な理由は却下される
5、今後の返済計画を伝える(毎月いくらにして、いつまでに完済する)
返済額を交渉によって下げる方法をリスケジュールと言い、返済が厳しい場合に相談にのってもらう手法です。
大手消費者金融やクレジットカード会社などはリスケジュールプランを用意しているところもあるので、そのプランから選ぶ方法もあります。
一人で不安な場合は弁護士や司法書士に相談する
一人では不安で交渉ができない場合は、悩まずに弁護士さんや司法書士さんに相談しましょう。
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5、法的整理を検討する
上記4まですべて検討してどうしようもない場合は、法的整理を検討しましょう。
しかし、私の経験からお話すると法的整理の決断は早いほうがいいです。
お金がないから法的整理を検討するのですが、法的整理をするにもお金が必要なのです。手元にすべてなくなってから検討すると手遅れになります。
借金のストレスから解放される
私は借金を抱えていたころ、毎晩お金の夢を見て冷や汗をかいたり、四六時中ずっとお金のことばかり考えていました。
借金から解放されたときに感じるのは借金のストレスです。
返済しなきゃとか、来週返済日だとか、今度はどこから借りてこようかとか、頭の中でグルグルと回っていた考え事が、スッキリなくなるのです。
人生の汚点と考える人もいるかもしれませんが、一度リセットしてやり直せばいいんです。法的整理は終わりじゃありません。
リスタートです。
債務整理で頼りになるのは弁護士さん
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元金融業者のスタッフさんが債権者側の手法を熟知した極限の交渉で債務整理を進めてくれる頼れるパートナーです。
借金が返済できないケースのご紹介
おまとめローンに関するよくあるケースをご紹介していきます。
詳細内容についてはリンク先の記事で詳しく紹介しておりますので、気になる記事がありましたらお読みください。
借金の「組み換え」を検討するケース
【ケース紹介】ギャンブルで作った消費者金融の借金を完済したいです。毎月の返済額を減らす方法を教えて下さい
◆ケース
消費者金融(アコム・プロミス等)から計3社合計120万(残92万)の借金をしてしまいました。
使った理由はギャンブルが主です。
月々の返済額は合わせて36,000円になります。
遅延などはしておらずちゃんと返済してるのですが、やはりカードを持ってると返済 ⇒ 再度借入の悪循環で自分でも止めることが出来ず悩んでます。
完済する為に、負担の軽くなるおまとめローン等にも数社申し込んでみたのですが審査が通らなかったです。
自身の現状として年収:400万既婚・アパート暮らし
月々の返済額を軽減する方法はあるでしょうか?
このケースでは、ここで説明している完済ステップを作成したもととなった具体例を使って借金の組み換えを解説していきます。
【ケース紹介】借金150万円ですが、自力で完済したいので返済テクニックを教えてください
◆ケース
借金返済についてご教授ください。
現在、下記のような多重債務状態です。
レイク(残債40万、限度枠50万、返済15,000円)
アコム(残債25万、限度枠40万、返済12,000円)
アイフル(残債25万、限度枠40万、返済12,000円)
クレジットカード2社
リボ払い(残債60万、各限度枠50万、返済10,000円ずつ)
残債合計150万、毎月返済額59,000円
初めは冠婚葬祭でお金が必要になり、すぐ返済するつもりで消費者金融から借り入れをしたところ、生活費や交際費にも充ててしまい、気付いたら多重債務になっていました。
仕事はしており、月17万円〜18万円の収入があります。任意整理も考えたのですが自分で蒔いた種なのでそれは最終手段にして、自力できちんと完済したいです。
借入状況を見てわかるようにお金の管理も出来ず、計画性に欠けています。
でもこのままではいけないと思うのでなんとかしたいです。
まずどのカードをどのくらいの金額で返済したらよいでしょうか?
実家暮らしなので出来れば家族には知られず、自力でなんとかしたいです。
借金の残債が150万円で完済したいの返済テクニックを教えてほしいというケースです。まずは借金の組み換えで毎月の返済額を12,000円減らしてから3つのステップで完済までの返済テクニックをご紹介していきます。
法的整理を検討するケース
【ケース紹介】借金4本で銀行系おまとめローンの審査に落ちました。審査に落ちる原因は何でしょうか?
◆ケース
現在、モビット50万、アイフル20万、三井住友VISA30万、イオン銀行クレジット30万の4件で合計130万の借金があります。
クレジットカードはいずれもキャッシング分です。
月々の返済日がバラバラなので一社にまとめたいと考えているのですが、銀行系のおまとめローンは審査に落ちてしまいました。何がイケなかったのでしょうか?
ちなみに前年度の年収は500万位です。
延滞等は何度かありますが1ヶ月以内に返済しています。
このケースでは、おまとめローンなどを利用して返済を楽にする方法はあるか?法的整理を念頭に考えたほうがストレスが少ない。など法的整理をおすすめする理由も含めて解説しています。
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