■質問
建築業を営んでいるものなのですが、今年の初めから事業を開業し始め、先月に色々なトラブルがあり半月分の仕事がなくなってしまいました。
従業員は1人なのですが次の月の自分の給料、従業員の1人分の給料が合わせて150000円ほど足りません、
消費者金融以外に個人事業者ならではの借金ができるところはあるのでしょうか?
どこで借りるのが利口ですか?
ちなみに次の月からは通常通り収入はある予定です。
■回答
時間的な猶予が2週間から3週間ほどあるのであれば、一番ハードルが低いのは政策金融公庫です。
銀行は、建設業・特に個人事業者に対しての貸し出しについてはかなり慎重になります。
ほとんどの場合は、県の保証協会付きの制度融資での貸し出しですが、審査は厳しくなると思います。
政策金融公庫の場合、開業1年目でも計画書がちゃんとできていて、
資金使途がはっきりとしている場合には意外にすんなりと融資がおります。
その代わり、3年後5年後のビジョンがはっきりとしていないと、審査ではねられますので、
自分はこうしたいと言う目標をはっきりと持って融資を申し込むことです。
一時的に消費者金融で借りて賄うのは、一度きりであっても事業をやっている限り
従業員がいるわけですから、ちゃんとしたところから正攻法で借りるのが一番です。
金利の面から見ても、15%前後の金利はかならず経営を圧迫します。
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